僕は長年、NO EXCUSEで選手兼コーチをやっている。
今年の日本選手権もチームの優勝に向けて、色々な準備をし、3位になった。
ちょっと無責任な言い方をするが、
ヘッドコーチとはなんだろう?
実はそれが全然分かっていないような気がしてならない。
だから、毎年イリノイ大学にいる恩師に会いに行く。
僕が子どものころに出会ったコーチは、ただただ怖い偉そうな人だった。
何か失敗するとすぐ怒られた。
そこで質問をすると、
「自分で考えろ!」
と怒鳴られた。
決して答えは教えてくれなかった。
自分がやることは、
答えの知らない世界で、ただただ一生懸命やることだった。
見よう見まねでやることだった
「気合い」を入れることだった。
訳もわからず、興奮して、とにかく突進することだった。
それを諦めないことだった。
人はそれを「ガッツ」と呼んだ。
「鍛練」と呼んだ。
「気持ち」と呼んだ。
僕はそうやって育ってきた。
いま振り返ってみると、そのスポーツのことを何も知らない。
動き方はなんとなく覚えているが・・・・
本当にこれでいいのだろうか・・・
果てしない時間をそのスポーツに注いで、そこから自分自身に残せたものは、ほんのわずかなもののような気がする。
スポーツはこんなに訳のわからないものなのか?
そしてある時、恩師のマイクフログリーに出会った。
彼は、僕の道しるべになってくれた。
答えを教えてくれた。
努力する意味を教えてくれた。
楽しむ方法を教えてくれた。
ガッツの使い方
鍛錬の仕方
気持ちの持ち方
全てを言葉で伝えてくれた。
それはとても分かりやすかった。
今まで以上に努力することができた。
今まで以上にガッツが持てた。
今まで以上に鍛練できるようになった。
今まで以上に信念を持って、揺らがない気持ちをもつことができた。
彼は、登りたい山の登り方をいつも教えてくれた。
あとはそれを自分自身がどこまでできるかで、その山の高さは決まった。
答えはいつも自分の目の前にあった。
そんなコーチだった。
その彼が開催するコーチングクリニックは、圧倒的だ。
選手たちが納得する答えをいつも用意することがどれだけ大変なことかが説明される。
たぶん、選手の努力なんて非ではない。
コーチとはそういうものだ、
そう教えてくれた。
僕にはまだまだ果てしない学びの旅が続きそうだ |